水回りの豆知識
給湯器に関する豆知識
給湯器トラブルの対処法
8. 給湯器の水漏れ、これって故障?
給湯器の水漏れトラブル
気づいたら、給湯器側の壁が湿っている、水道料金がいつもより多く感じる。給湯器トラブルのご相談で最も多いのが、こういった症状の原因となる「水漏れ」です。
故障以外の理由、例えば減圧のための水抜きなどと見分けがつきにくいというのも理由の一つですが、給湯器に問題がある水漏れの場合、気づいたときには全てを取り替えなければならない、といった事態になっているケースも多々あるため、不安を感じる方が多くいらっしゃるのです。
水漏れのサイン
まず、いつも通りに水道の蛇口からお湯を出しているときに、急に温度がぬるくなったように感じることがあれば注意してみましょう。
特に注意したいのが、お湯を出す設定にしているのに、そのまま冷たい水が出続けてしまう場合です。
蛇口から水が出ているだけのように感じられても、給湯器の内部では水漏れが発生している可能性が極めて高いと思われます。
こうしたサインを感じたら、一度給湯器の周りを見てみましょう。
給湯器の周りの壁が湿っている、あるいは給湯器の本体(水抜き栓以外の場所)から水滴がポタポタ落下しているのを見つける事ができるかもしれません。
こうした水漏れの原因は、経年劣化によるパイプやパッキンの緩み、熱伝導部の金属疲労、接続不良など様々。水漏れが進むと、さらに悪化を早めてしまいます。
また、水漏れが続くと、お湯が出ないなどの障害の他、カビの発生や建材の腐食といった深刻な問題が後に続きます。原因を特定しないまま「たかが水漏れ」と放置せず、私たち 日本水道センター(0120-506-123)までご連絡くださいませ。